駅の自動改札機
通勤通学の際に必ず通る駅の自動改札機。エラーが出た時の仕組みは私たちにとってとてもわかりやすいものになっている。
まずは「音」。
自動改札機を通るときにICカードをタッチし、上手く反応がしなかったりなどで通行不可の場合には「ピピピピピ」や「ピーー」と連続した音や長めの音で通行人にエラーを知らせている。JR東日本のHPには改札機通過時の音声案内があり、Suicaのチャージ金額が1,000円以下になった時や定期券の有効期限が12日以内になったときに改札機の音声で知らせてくれるとても便利な機能がある。(https://www.jreast.co.jp/suica/use/gate/through05.html)
通行可能な時の音が「ピッ」と短い音に対して、エラーの際には連続した音や長めの音で耳で瞬時に判断できる仕組みとなっている。
次に「色」。
通行可能時には青色、通行不可時には赤色のランプが点灯し「視覚的」にもわかりやすくなっている。また色だけに留まらず、朝の通勤通学時の忙しい場合にも「視覚的」に役立つ仕組みがある。それは改札機の「扉」である。通行不可時には扉が閉まることにより強制的に通れなくすることで視覚的に瞬時に判断することができる。これは文化が違う外国人にもわかりやすい仕組みなのではないかと思う。
毎日通っている改札機には通行人にわかりやすい仕組みになっていることがわかった。「視覚」と「聴覚」両方でエラーを伝えることによって判断ミスが起きないようになっているのがありがたい。
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