ブックデザイン

先日行った『ヨシタケシンスケ展』で購入した、ヨシタケさんのラフ画やスケッチが収録されている図録を見てからブックデザインの重要さについて考えるようになった。

ヨシタケシンスケさんの図録は赤の布地に金の箔押し文字で表紙が作られており、また、サイズもB6判変型(W117×H163×D42mm)で小さめでずっしりとしている。赤に金の組み合わせが高級感を出しており、ブックデザインに対するこだわりが感じられる。

くのまりさんの作品集では水色のハードカバーに金の箔押し文字が押されている。表紙にくのまりさんのイラストが真ん中に配置され、これから開く本に読者を惹き込むようなデザインになっている。表紙が水色なのもくのまりさんのイラストの雰囲気にとてもよく合っている。

表紙は「本の顔」というぐらい重要な要素で、本の内容に合った表紙でないとチグハグな印象を与える。素材、文字の形や色、本のサイズなど内容に合ったブックデザインを考えることは非常にワクワクする。私もいつかブックデザインを手掛けてみたい。

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