電車で響いた広告
先日、電車でふと見上げた先に「軽井沢高原教会」の広告があった。大きく「たまには、前を向くのをやめてみる。」とキャッチコピーが書いてあり私はすぐに惹き込まれた。
前を向くことがポジティブなイメージとして世の中に浸透しているのを逆手に取り、セルフケアの時代に沿ったキャッチコピーを付けられているのがとても印象的だった。
軽井沢高原教会は軽井沢の星野リゾートに隣接しているキリスト教の教会。信仰の有無に関わらず誰でも訪れることができ、大正10年から続く歴史ある教会である。「芸術自由教育講習会」を原点に誕生し、内村鑑三をはじめ北原白秋、島崎藤村などの文化人が集った場所でもある。
この広告の「教会からのメッセージ」は現在51種類あり、どれも自分の心に寄り添ってくれる暖かさがある。
デジタルの時代に電車内で素敵な広告との出会いを果たせたことが非常に嬉しい。
軽井沢高原教会サイトURL:https://www.karuizawachurch.org
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