家電リモコンのユーザーインターフェース

エアコンやテレビのリモコンには使いやすさを意識した工夫が施されている。

【色や点字】

例えばテレビのリモコンを見てみると、色がついたボタンや、視覚障害を持つ方でも操作ができるように点字が使われている。

これらはエアコンのリモコンでも共通しており、よく使う「電源(停止)」には必ず点字が使われている。

また、エアコンの「温度」やテレビの「音量」ボタンでは上下がわかりやすいように反った構造をしている。

テレビの青・赤・緑・黄の色のついたボタンは番組のアンケートに答えるときや録画をするときにチャンネルや曜日を切り替えることに使用するが、色覚障害の方でも判別できるように色名を文字で表現しており、ユニバーサルデザインに富んでいる。

【ボタン】

テレビのリモコンは情報が多く、見辛いと感じたことはないだろうか。様々なボタンに文字情報が詰め込まれており情報過多かもしれないが、それが逆に初めて使う人や初めて使うボタンがどこなのか識別しやすくなっていると感じる。

また、目の悪いお年寄りにも配慮し数字や電源、音量やチャンネルの文字は大きめに書かれている。

【まとめ】

普段使用しているエアコンやテレビのリモコンには、年齢や障害の有無などに関わらずに対応しているユニバーサルデザインが施されていることがわかった。今回調べていて色覚や視覚の障害がない私には気にしたことがないところが多々あったため、広い視野を持って日常生活のユーザーインターフェースについて考えていきたいと思った。

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001002143296/

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