『大阪・関西万博』のデザインについて
大阪で開催されている関西万博2025のキャラクターである「ミャクミャク」。
インパクトの強い見た目で、赤色と青色、そして複数の目玉が目を惹くキャラクターだ。
デザインをしたのは、デザイナーであり絵本作家の山下浩平さん。ロゴマークをそのままキャラクターに変換し、「水の都」の水と一緒になることで姿を変えられることがコンセプトであることから生まれた。
そして愛称を考えたのが川勝未悠さんと作田陽向さん。「脈々」と受け継がれてきた人間のDNA、知恵や技術、歴史文化を未来に「脈々」と受け継いでいってほしいという願いや、赤色と青色で動脈と静脈を連想させ、万博テーマである「つながり」ということから名前が考えられた。
最初に私が「ミャクミャク」を見た時は「不思議な生物」で「怖い」という印象が強かった。しかし、こうしてコンセプトや制作意図などの背景を知ると、何も知らなかった時と比べてキャラクターへの理解が深まり「親しみやすさ」が生まれた。
反対色である赤色と青色を用いているのがとても強烈なインパクトを残し、一見すると親しみにくいキャラクターかもしれない。しかし逆手に取ると、インパクトを残すことで一目で万博のキャラクターとわかるのがこの公式キャラクター「ミャクミャク」の魅力だと思う。
画像引用元:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20220718-02/
https://www.expo2025.or.jp/overview/character/
https://www.expo2025.or.jp/overview/logomark/
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