ディズニーリゾートのQラインストレス軽減UX

ディズニーランド・シーは人気の観光地故アトラクションに乗るのに行列ができている。特にできたばかりの新しいアトラクションだと3時間は余裕で超えてしまう。そんな行列の中でディズニー側がゲストを退屈にさせない工夫がたくさん施されている。

【アトラクションの世界観】

Qラインでは、そのアトラクションの世界観に入り込んだような小道具がたくさん飾られている。たとえば「ジャングルクルーズ」では、船長宛に書かれた手紙が壁に掲載されていたり、船長同士の連絡帳にはしっかりと連絡事項が書かれていたりと、待ち時間もゲストが退屈にならないようになっている。

また、ディズニーシーの「トイストーリーマニア」ではQライン自体がアンディの部屋になっており、ゲストがおもちゃのサイズになったような高揚感が味わえる。

【見える化でストレス軽減】

ディズニーの待機列は、建物内でぐるぐると何重にも折り返されている。これは人間の心理的に、視界に動いている部分を認識すると自分も進んだような気持ちになるからである。例えば「イッツ・ア・スモールワールド」では乗り場を囲むように待機列が作られており、常に乗り場が動いている様子を認識させることでゲストのストレスを軽減させている。


【まとめ】

ディズニーリゾートでは、ただの待ち時間もゲストにアトラクションの世界観を楽しんでもらえるようにさまざまな工夫が施されていた。Qラインでの小道具に目を向けてみると、さらにアトラクションの世界観を理解できるかもしれない。

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